清水卯一生誕100年記念にあたり、各地で展覧会をしていただけることになり、それに合わせて、清水家のウェブサイトを開設いたしました。
 
生家のある京都を中心に、仙台、東京、ロンドンと、祖父の代からお付き合いのあるところをはじめ、日頃お世話になっている方々から不思議なほど次々にご縁がつながり、この度沢山の開催の機会に恵まれましたこと、ありがたく、深く感謝いたします。
 
展示に合わせて資料やアルバムを整理していると新たな発見や勉強になる事もいくつかありました。そのうちの一つに清水卯一が蓬莱に窯を構えた際の看板に「清水陶芸研究所」とありました。蓬莱窯という看板がかかっていることは見たことがありましたが、その前は清水陶芸研究所だったようです。昭和45年頃のお話です。土や石を掘ってきては焼成テストを繰り返す、その頃の祖父のやきものに対する取り組む姿勢を感じました。卯一が遺したこの地に身を置き作陶する、私たち世代が大切にしている志も重なります。
 
清水卯一、保孝、志郎の作品を紹介しつつ、深掘りしつつ、これからの道標にしていけたらと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。 

 清水志郎